2022年06月06日
東京マルイ製MP5kPDWの修理及びセミロングカスタム
前回、CYMA製MP5kPDWの調整をした後「作動はするけど弾が出ない。」と修理依頼が来ました。
分解方法はこちらを参照してください。
今回は分解の詳細を省きます。
先ずは全体写真から。
メカボックスを取り出しました。
話を聞くと、中古で購入してから弾が出なくなるまで使っていたそうです。
シリンダーのポートから出ているグリスが・・・。
メカボックスを開きます。
全て取り除いて掃除します。
そして、弾が出ない原因が解りました。
セクターギアのタペットプレートを後退させるポッチが根本から折れてました。
ですので、ついでにギア1式を交換します。
セクターギアは16:1の物を。
ベベルギアはラッチが掛かる爪が8枚の物を使用。
全て掃除して、組み込み。
メカボックスを終えたら、チャンバーへと移ります。
分解した状態から。
インナーバレルを見ると。
HOP窓が狭いので、広げます。
縦長に広げるのではなく、横に約0.5mmづつ広げます。
パッキンのHOPを掛けるポッチが抵抗無く下がるようにするために、HOP窓を拡張します。
インナーバレルを綺麗に磨いて組み立てます。
全て組み込み、組み立てたら、初速を測ります。
排気系は一切交換する必要無しと連絡を頂きましたので、マルイ純正のままです。
ただ、70m台しか初速はありませんが、飛距離は大体60m飛んでますのでゲームでも十分使えますね。
交換部品
・16:1ギア1式
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。
分解方法はこちらを参照してください。
今回は分解の詳細を省きます。
先ずは全体写真から。
メカボックスを取り出しました。
話を聞くと、中古で購入してから弾が出なくなるまで使っていたそうです。
シリンダーのポートから出ているグリスが・・・。
メカボックスを開きます。
全て取り除いて掃除します。
そして、弾が出ない原因が解りました。
セクターギアのタペットプレートを後退させるポッチが根本から折れてました。
ですので、ついでにギア1式を交換します。
セクターギアは16:1の物を。
ベベルギアはラッチが掛かる爪が8枚の物を使用。
全て掃除して、組み込み。
メカボックスを終えたら、チャンバーへと移ります。
分解した状態から。
インナーバレルを見ると。
HOP窓が狭いので、広げます。
縦長に広げるのではなく、横に約0.5mmづつ広げます。
パッキンのHOPを掛けるポッチが抵抗無く下がるようにするために、HOP窓を拡張します。
インナーバレルを綺麗に磨いて組み立てます。
全て組み込み、組み立てたら、初速を測ります。
排気系は一切交換する必要無しと連絡を頂きましたので、マルイ純正のままです。
ただ、70m台しか初速はありませんが、飛距離は大体60m飛んでますのでゲームでも十分使えますね。
交換部品
・16:1ギア1式
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。
2022年05月23日
CYMA製MP5kPDWの調整及びセミロングカスタム
2021年5月に予約した電動ガンがやっとこの度手元に届きました。
待つこと1年。
早速全体写真から。
フォアグリップを握ってみたところ、小指が余る。
ちょっと短いかな?
が、フレーム以外金属製のため、ずっしりとくる重みはたまりません。
初速を測ってみました。
セミで11発目。
フルオートで回転速度を測ります。
この際、使用したバッテリーは7.4v1500maCレートは85~150という物。
Cレートの数字が大きいほど、瞬発力が激しいのでギアやピストンの破損が出やすくなります。
11.1vリポを使うのと同じような対策が必要と考えてください。
何故、このバッテリーを使おうと思ったかですが、ただ単にこの個体11.1v仕様と明記されていたからです。
それでは分解していきます。
ストックから外していきます。
ピンを2本抜くだけで外れます。
やはり中華製ですので、ピンが指で押しただけでは抜けない物もあります。
ピンポンチを使って抜きます。
フレームを固定しているピンを抜きます。
計3本のピンを抜いただけでアッパーとフレームを分離できます。
マルイより断然分解は楽です。
アッパーからチャンバーブロックも取り出しておきます。
よく見ると、HOPが最大に掛かってました。
後に解るんですが調整した後、初速が大幅に下がります。
流速になっている為と、適正HOPでの初速なので、最大にHOPを掛けた際の数値を測っていないからです。
話は戻り、メカボックスを取り出していきます。
グリップの底蓋のネジを外します。
底蓋を外して、モーターを取り出す際にコネクタを外しますが、CYMA製電子トリガー入りの個体全てに言えることですが、何故かマイナス線が電子基板に接続されています。
その為、マイナス線の方がプラス線より長く作られています。
ですので、他の電動ガンと同じ配線接続をしてしまうと、基板が壊れる恐れがあるので、気を付けてください。
話は戻り、モーターを取り出したら、底にあるネジを2本抜きます。
セレクターを取り外します。
左側にあるセレクターにイモネジが入っているので、緩めます。
セレクターが抜けて、メカボックスが取り出せるようになります。
ご存じの通り、MP5kのメカボックスはVer3です。
メカボックスを閉じているネジを外して、開きます。
依然と比べたら断然に組み込み技術も向上してます。
グリスも宇宙人グリスから、除去しやすいグリスへと変えられていました。
そして、基板です。
・上面
・裏面。セレクタースイッチが1個だけついてます。
・トリガースイッチ。
この様な感じになってます。
S&T製の基板と比べるとわかりやすいかと思います。
・S&T製Ver3基板
・CYMA製Ver3基板
長さも違いますが、セクターギアの感知ではなく、タペットプレートの動きを感知しているのかもしれません。
それぞれ、独自で基板の性能が違うので、弄る側としては基板の性質や検知方法が解らないと、少しの施工で基板の機能が損なわれる恐れがあります。
・・・はい。弄ってたら基板を壊しました。
組み込んだら、セミフル両方ともフルオートで引き金を引いたら安全装置が働くまで連射し続けました。
とりあえず、その話はあとにして、メカボックスを見ていきます。
ギア類を掃除して、メカボックスも掃除。
シリンダーが気に入らなかったので、フルシリンダーに穴を開けて加速シリンダーに。
右側が最初から入っていたシリンダー
アルマイト加工された赤いシリンダーが穴を開けた物。
何故フルシリンダーのままにしなかったかというと、ピストンヘッドとシリンダーヘッドの形状から。
盛り上がったピストンヘッド。
ピストンヘッドがすっぽり入るシリンダーヘッド。
詳しい説明は省いて、私が今まで施工してきた中でこの形状の物は加速シリンダーの方がOリングの摩耗が少なくなる為。です。
そんなこと?って思われるかもしれませんが、初速が急に極端に下がることを防ぐためと思ってください。
そんなこと気にしないという方は、無視してもらって構いません。
私の持論なだけなので。
それらを踏まえて、ギア類もたまたま13:1ギアセットがあったので、これに交換。
元のギア比は12:1でした。
このまま組んだら、先ほどのフルオートですよ。
保護機能が働いて止まるの繰り返しでしたので、当初はセクターギアの磁石に反応していると考え、ギアを元の物に取り換え、再度試運転。
それでも保護機能が働くので、いっその事物理スイッチに交換してしまえとなりました。
用意したのはこちら。
・Ver3用スイッチ。
・Ver3用カットオフレバー。
・それぞれに使用するスプリングとネジ。
残しておいて良かった。
これらをメカボックスに組み込み、スイッチには配線を新たに張り直し、メカボックス組み立て。
試射したら、普通に動いたので、事なきを得ました。
さて、お次はチャンバーブロックの施工。
インナーバレルを取り出しました。
インナーバレルのHOP窓が汚かったので、やすり掛け。
・掛ける前。
・掛けた後。
全体を磨いて、組み込み。
全てを組み込んだ後、測定。
こんなもんかと思い、適正HOPにて再度測定。
バッテリー2種類で測定。
両方とも7.4vリポですが、Cレート違いを使いました。
・7.4v1300ma 25c~50cを使用
・大体秒間17発
次に弄る前に使ったバッテリー。
・7.4v1500ma85c~150cを使用
・大体秒間19発
この様な数値になりました。
初速は大幅に下がりましたが、飛距離は上がってます。
0.2gBB弾使用で大体55m~60mの間に落ちてました。
発射音が煩いので、サイレンサー必須ではあります。
交換部品
・ラッチ8枚爪ベベルギア
・Ver3用スイッチ
・Ver3用カットオフレバー
・銀メッキ配線
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。
待つこと1年。
早速全体写真から。
フォアグリップを握ってみたところ、小指が余る。
ちょっと短いかな?
が、フレーム以外金属製のため、ずっしりとくる重みはたまりません。
初速を測ってみました。
セミで11発目。
フルオートで回転速度を測ります。
この際、使用したバッテリーは7.4v1500maCレートは85~150という物。
Cレートの数字が大きいほど、瞬発力が激しいのでギアやピストンの破損が出やすくなります。
11.1vリポを使うのと同じような対策が必要と考えてください。
何故、このバッテリーを使おうと思ったかですが、ただ単にこの個体11.1v仕様と明記されていたからです。
それでは分解していきます。
ストックから外していきます。
ピンを2本抜くだけで外れます。
やはり中華製ですので、ピンが指で押しただけでは抜けない物もあります。
ピンポンチを使って抜きます。
フレームを固定しているピンを抜きます。
計3本のピンを抜いただけでアッパーとフレームを分離できます。
マルイより断然分解は楽です。
アッパーからチャンバーブロックも取り出しておきます。
よく見ると、HOPが最大に掛かってました。
後に解るんですが調整した後、初速が大幅に下がります。
流速になっている為と、適正HOPでの初速なので、最大にHOPを掛けた際の数値を測っていないからです。
話は戻り、メカボックスを取り出していきます。
グリップの底蓋のネジを外します。
底蓋を外して、モーターを取り出す際にコネクタを外しますが、CYMA製電子トリガー入りの個体全てに言えることですが、何故かマイナス線が電子基板に接続されています。
その為、マイナス線の方がプラス線より長く作られています。
ですので、他の電動ガンと同じ配線接続をしてしまうと、基板が壊れる恐れがあるので、気を付けてください。
話は戻り、モーターを取り出したら、底にあるネジを2本抜きます。
セレクターを取り外します。
左側にあるセレクターにイモネジが入っているので、緩めます。
セレクターが抜けて、メカボックスが取り出せるようになります。
ご存じの通り、MP5kのメカボックスはVer3です。
メカボックスを閉じているネジを外して、開きます。
依然と比べたら断然に組み込み技術も向上してます。
グリスも宇宙人グリスから、除去しやすいグリスへと変えられていました。
そして、基板です。
・上面
・裏面。セレクタースイッチが1個だけついてます。
・トリガースイッチ。
この様な感じになってます。
S&T製の基板と比べるとわかりやすいかと思います。
・S&T製Ver3基板
・CYMA製Ver3基板
長さも違いますが、セクターギアの感知ではなく、タペットプレートの動きを感知しているのかもしれません。
それぞれ、独自で基板の性能が違うので、弄る側としては基板の性質や検知方法が解らないと、少しの施工で基板の機能が損なわれる恐れがあります。
・・・はい。弄ってたら基板を壊しました。
組み込んだら、セミフル両方ともフルオートで引き金を引いたら安全装置が働くまで連射し続けました。
とりあえず、その話はあとにして、メカボックスを見ていきます。
ギア類を掃除して、メカボックスも掃除。
シリンダーが気に入らなかったので、フルシリンダーに穴を開けて加速シリンダーに。
右側が最初から入っていたシリンダー
アルマイト加工された赤いシリンダーが穴を開けた物。
何故フルシリンダーのままにしなかったかというと、ピストンヘッドとシリンダーヘッドの形状から。
盛り上がったピストンヘッド。
ピストンヘッドがすっぽり入るシリンダーヘッド。
詳しい説明は省いて、私が今まで施工してきた中でこの形状の物は加速シリンダーの方がOリングの摩耗が少なくなる為。です。
そんなこと?って思われるかもしれませんが、初速が急に極端に下がることを防ぐためと思ってください。
そんなこと気にしないという方は、無視してもらって構いません。
私の持論なだけなので。
それらを踏まえて、ギア類もたまたま13:1ギアセットがあったので、これに交換。
元のギア比は12:1でした。
このまま組んだら、先ほどのフルオートですよ。
保護機能が働いて止まるの繰り返しでしたので、当初はセクターギアの磁石に反応していると考え、ギアを元の物に取り換え、再度試運転。
それでも保護機能が働くので、いっその事物理スイッチに交換してしまえとなりました。
用意したのはこちら。
・Ver3用スイッチ。
・Ver3用カットオフレバー。
・それぞれに使用するスプリングとネジ。
残しておいて良かった。
これらをメカボックスに組み込み、スイッチには配線を新たに張り直し、メカボックス組み立て。
試射したら、普通に動いたので、事なきを得ました。
さて、お次はチャンバーブロックの施工。
インナーバレルを取り出しました。
インナーバレルのHOP窓が汚かったので、やすり掛け。
・掛ける前。
・掛けた後。
全体を磨いて、組み込み。
全てを組み込んだ後、測定。
こんなもんかと思い、適正HOPにて再度測定。
バッテリー2種類で測定。
両方とも7.4vリポですが、Cレート違いを使いました。
・7.4v1300ma 25c~50cを使用
・大体秒間17発
次に弄る前に使ったバッテリー。
・7.4v1500ma85c~150cを使用
・大体秒間19発
この様な数値になりました。
初速は大幅に下がりましたが、飛距離は上がってます。
0.2gBB弾使用で大体55m~60mの間に落ちてました。
発射音が煩いので、サイレンサー必須ではあります。
交換部品
・ラッチ8枚爪ベベルギア
・Ver3用スイッチ
・Ver3用カットオフレバー
・銀メッキ配線
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。
2022年05月18日
S&T製AKM G3電動ガンのメカボックス調整
S&Tの製品って結構当たり外れが多いんですよね。
当初、M4が出た際、買ってみたんですが・・・。
まだVer3メカボックスの方が信頼できると思ってますが・・・独自メカボックスの電動ガンはマジで勘弁してほしいです。
さて、本題に入ります。
今回の依頼内容は『セミで稀にオーバーランするので、何とかしてほしい』です。
何とかしてみます。
まずは、全体写真から。
ウェザリングが施されてます。
初速と回転速度。
初速が箱出しの時、90m台まであったとのことなので、多分分解せずに電動ガンの外装をペーパーで磨いたとの事で、磨いた時の粉がメカボックス内に入ったんでしょうとの事。
それではメカボックスを取り出します。
グリップの底にあるネジを外します。
外したらグリップが外せます。
グリップを外したら、セレクターを外します。
セレクターの基部にあるネジを外すだけで取り外せるので、楽です。
メカボックスを固定する物を取り外したので、フロントを取り外します。
赤丸のピンを抜けば簡単にフロントが取り外せます。
フロントを取り外したら、写真の箇所のネジを外します。
ネジを外したら、この様にプレートが外れます。
その時、L字型のプラスチック片が落ちたのですが、どこに取り付けるのかも解らず困っておりました。
そしたら、ここにはまるようです。
組み立てる際にここにはめるようです。
話は戻り、チャンバーを固定しているネジを外します。
ネジを外したら、ようやくメカボックスが取り出せます。
先にチャンバーブロック一式を取り出します。
取り出せたら、メカボックスを抜き出します。
抜き出したメカボックスを見ると、表面がザラザラしてました。
あとで掃除するので、まずは開きます。
グリスが違う箇所で固まってる!!!
セクターギア検知用のセンサーにグリスがついてなくて良かった。
ついでなので、基板を見ていきます。
Ver3用基板ですが、一番大きい端子はトリガースイッチでした。
緑枠で覆っているのがスイッチ。
セクターギアの回転を感知してモーターにブレーキを掛ける仕様となってます。
G&GやCYMAのVer3基板ってどうなっているんでしょう?
全てがセンサー制御なんでしょうか?
次に裏面ですが、セレクター検知用のスイッチが1個。
どんな機能が入っているのか知らないのですが(人様の物を分解はしても操作を弄る気にならず。)
発射機構に特化した基板なのかもしれません。
基板にチャック式の袋をかぶせてメカボックスの掃除を。
ギア類も掃除しました。
ギアにこびり付いたグリスを除去するのに、結構手がかかりました。
次回から、歯ブラシを用意して除去します。
ベベルギアが逆転防止ラッチのかかる爪が4枚だったので、8枚の物へと交換します。
シム調整、グリスを塗って組み込み。
あ、書くの忘れておりましたが、スプリングはQD式でメカボックスを開けるのも閉じるのも楽にできます。
逆の手順で組み立てれば出来上がりです。
初速はこんな感じ。
まずはセミのみ。
多分、外装を削る前の初速になっていると思います。
次はフルオートで回転速度を
フルオートだと秒間大体15発。
弄る前より回転速度が下がった気がしますが、多分、バッテリーの容量不足かもしれません。
ここまでした後、チャンバーブロックのザラザラと、HOPレバーの固さが気になり、全バラ清掃、レバー可動部分の研磨を行いました。
チャンバーからはかなりの粉が出てきて、HOPレバーは結構スムーズに動くようになりました。
外装を削ってウェザリングを施す際は中身を取り出して、外装だけにしてから削りましょう。
交換部品
・8枚式ベベルギア
以上です。
当初、M4が出た際、買ってみたんですが・・・。
まだVer3メカボックスの方が信頼できると思ってますが・・・独自メカボックスの電動ガンはマジで勘弁してほしいです。
さて、本題に入ります。
今回の依頼内容は『セミで稀にオーバーランするので、何とかしてほしい』です。
何とかしてみます。
まずは、全体写真から。
ウェザリングが施されてます。
初速と回転速度。
初速が箱出しの時、90m台まであったとのことなので、多分分解せずに電動ガンの外装をペーパーで磨いたとの事で、磨いた時の粉がメカボックス内に入ったんでしょうとの事。
それではメカボックスを取り出します。
グリップの底にあるネジを外します。
外したらグリップが外せます。
グリップを外したら、セレクターを外します。
セレクターの基部にあるネジを外すだけで取り外せるので、楽です。
メカボックスを固定する物を取り外したので、フロントを取り外します。
赤丸のピンを抜けば簡単にフロントが取り外せます。
フロントを取り外したら、写真の箇所のネジを外します。
ネジを外したら、この様にプレートが外れます。
その時、L字型のプラスチック片が落ちたのですが、どこに取り付けるのかも解らず困っておりました。
そしたら、ここにはまるようです。
組み立てる際にここにはめるようです。
話は戻り、チャンバーを固定しているネジを外します。
ネジを外したら、ようやくメカボックスが取り出せます。
先にチャンバーブロック一式を取り出します。
取り出せたら、メカボックスを抜き出します。
抜き出したメカボックスを見ると、表面がザラザラしてました。
あとで掃除するので、まずは開きます。
グリスが違う箇所で固まってる!!!
セクターギア検知用のセンサーにグリスがついてなくて良かった。
ついでなので、基板を見ていきます。
Ver3用基板ですが、一番大きい端子はトリガースイッチでした。
緑枠で覆っているのがスイッチ。
セクターギアの回転を感知してモーターにブレーキを掛ける仕様となってます。
G&GやCYMAのVer3基板ってどうなっているんでしょう?
全てがセンサー制御なんでしょうか?
次に裏面ですが、セレクター検知用のスイッチが1個。
どんな機能が入っているのか知らないのですが(人様の物を分解はしても操作を弄る気にならず。)
発射機構に特化した基板なのかもしれません。
基板にチャック式の袋をかぶせてメカボックスの掃除を。
ギア類も掃除しました。
ギアにこびり付いたグリスを除去するのに、結構手がかかりました。
次回から、歯ブラシを用意して除去します。
ベベルギアが逆転防止ラッチのかかる爪が4枚だったので、8枚の物へと交換します。
シム調整、グリスを塗って組み込み。
あ、書くの忘れておりましたが、スプリングはQD式でメカボックスを開けるのも閉じるのも楽にできます。
逆の手順で組み立てれば出来上がりです。
初速はこんな感じ。
まずはセミのみ。
多分、外装を削る前の初速になっていると思います。
次はフルオートで回転速度を
フルオートだと秒間大体15発。
弄る前より回転速度が下がった気がしますが、多分、バッテリーの容量不足かもしれません。
ここまでした後、チャンバーブロックのザラザラと、HOPレバーの固さが気になり、全バラ清掃、レバー可動部分の研磨を行いました。
チャンバーからはかなりの粉が出てきて、HOPレバーは結構スムーズに動くようになりました。
外装を削ってウェザリングを施す際は中身を取り出して、外装だけにしてから削りましょう。
交換部品
・8枚式ベベルギア
以上です。