2022年03月22日
Double Bell製TTIモデルM4の調整
数年前から友人との間で「DoubleBellが良い意味で頭おかしい!」と話題になってました。
友人は主にガス専門で、造り、材質、無調整での使用感等を放してくれていました。
私はガスに関しては素人なので、電動ガンはどうなのか?とAmazonを覗いてはどうしようか悩んでました。
が、今回、思い切って購入。
そして、やはり、DoubleBellは値段と品質が合っていないマジで頭おかしい企業と言う結論を出しました。
ただ、個々の品質は良いんですが、組み込みや使っているグリスはまぁ、値段相応?って感じではあります。
先ずは全体から。
実は私はM4系ってアッパーが角々なのが好きなんです。
写真では判別付きませんが、アッパーは角々です。
次いで、初速を計ります。
そして、飛距離を見ました。
箱出しで普通に60m飛んでいたので、思わず友人にメールしました。
ただ、作動音は物凄く煩いです。
では、メカボックスを調整します。
分解手順は通常のM4と同じなので、割愛しますが・・・ここまで拘ってる造りを紹介していきます。
先ずはフレームロックピン。
何の変哲も無いのですが、緩み防止の為にOリングが噛ませてありました。
そして、グリップ。
真鍮製のネジ切が入ってました。
メカボックスを取り出します。
ただ、やっちゃったのはボルトカバー固定用の機構がスプリングが無かったので、取り外しました。
メカボックスを開きます。
奇麗に見えますが、結構グリスがべっとり。
又、ベアリング軸受けではありますが、結構内側に飛び出ていて、メカボックスと面一ではない為、シム調整は結構シビアな物と成ります。
よく見ると、ゴミがグリスに混ざってました。
シーリングノズルは、長さがプリントされたアルミ製。
中にOリングが入っているので、気密はばっちりでした。
ピストンヘッドがこれ。
グリスでヌラヌラしてますが、ダブルOリング!
こちらも気密はばっちりでした。
下手にOリングを交換する必要が無いので、ありがたいです。
また、吸気ポートまで開けられているので、Oリングの密着性もかなり良いです。
ギアにはこんな感じでグリスが塗ってあります。
写真では解りにくいですが、結構塗りたくってあります。
ベベルギアは交換します。
配線が見るからに安っぽい物が使われているため、こちらも張り直します。
いつもの如く、メカボックス内部を研磨。
造り的にマルイと同等か、それよりも上の様な感じがします。
配線を張り替えて、組み立て。
実際、メカボックスに関しては通電性能を上げる為に配線を引き直し、セミでのレスポンスを上げる為にベベルギアの逆転防止ラッチが掛かる爪を4枚から8枚の物へと交換したのみです。
それ以外では交換する必要が無かったので、そのまま組み込みました。
次にインナーバレルとHOPパッキン。
HOPパッキンに関しては、掃除しただけでそのまま流用。
PDIのダブルホールドパッキンならぬ、トリプルホールドパッキンでした。
ただ、HOP用の突起の形はV字では無く、通常のカマボコ型でした。
インナーバレルの方が、結構汚かったです。
写真的には奇麗にみえますが、グリスでドロドロだったので、掃除してあります。
また、挿入口の面取りされた所が物凄く汚かったです。
次いで、HOP窓の確認。
結構狭かったので、広げました。
結果、この様に成りました。
挿入口の面取り部分の研磨及び、HOP窓の拡張。
インナーバレルの全体研磨及び、内部掃除を行いました。
全て組み立てて作動確認。
ただ、マルイの様に静かな作動音では無いですが、箱出しと比べるとずいぶん静かに成りました。
初速を計ります。
配線を引き直し、適正なシム調整を行った為に箱出しで秒間約10発だった物が、秒間約12発と成りました。
調整後、試射をしましたが、箱出しの際は60m付近で大体3mくらいに散っておりましたが、インナーバレルの汚れを取り除いたせいか、60m付近で1mくらいに散る様な感じでした。
HOPクッションを自作の物に交換したため、飛距離も少し伸びました。
交換部品
・ベベルギア
・配線
・HOPクッション
以上です。
友人は主にガス専門で、造り、材質、無調整での使用感等を放してくれていました。
私はガスに関しては素人なので、電動ガンはどうなのか?とAmazonを覗いてはどうしようか悩んでました。
が、今回、思い切って購入。
そして、やはり、DoubleBellは値段と品質が合っていないマジで頭おかしい企業と言う結論を出しました。
ただ、個々の品質は良いんですが、組み込みや使っているグリスはまぁ、値段相応?って感じではあります。
先ずは全体から。
実は私はM4系ってアッパーが角々なのが好きなんです。
写真では判別付きませんが、アッパーは角々です。
次いで、初速を計ります。
そして、飛距離を見ました。
箱出しで普通に60m飛んでいたので、思わず友人にメールしました。
ただ、作動音は物凄く煩いです。
三河屋。@f_repair2箱出しで、このギア鳴り。
2022/03/13 23:29:21
外で撃っても、内で撃っても煩いです。 https://t.co/R82M36SRHk
では、メカボックスを調整します。
分解手順は通常のM4と同じなので、割愛しますが・・・ここまで拘ってる造りを紹介していきます。
先ずはフレームロックピン。
何の変哲も無いのですが、緩み防止の為にOリングが噛ませてありました。
そして、グリップ。
真鍮製のネジ切が入ってました。
メカボックスを取り出します。
ただ、やっちゃったのはボルトカバー固定用の機構がスプリングが無かったので、取り外しました。
メカボックスを開きます。
奇麗に見えますが、結構グリスがべっとり。
又、ベアリング軸受けではありますが、結構内側に飛び出ていて、メカボックスと面一ではない為、シム調整は結構シビアな物と成ります。
よく見ると、ゴミがグリスに混ざってました。
シーリングノズルは、長さがプリントされたアルミ製。
中にOリングが入っているので、気密はばっちりでした。
ピストンヘッドがこれ。
グリスでヌラヌラしてますが、ダブルOリング!
こちらも気密はばっちりでした。
下手にOリングを交換する必要が無いので、ありがたいです。
また、吸気ポートまで開けられているので、Oリングの密着性もかなり良いです。
ギアにはこんな感じでグリスが塗ってあります。
写真では解りにくいですが、結構塗りたくってあります。
ベベルギアは交換します。
配線が見るからに安っぽい物が使われているため、こちらも張り直します。
いつもの如く、メカボックス内部を研磨。
造り的にマルイと同等か、それよりも上の様な感じがします。
配線を張り替えて、組み立て。
実際、メカボックスに関しては通電性能を上げる為に配線を引き直し、セミでのレスポンスを上げる為にベベルギアの逆転防止ラッチが掛かる爪を4枚から8枚の物へと交換したのみです。
それ以外では交換する必要が無かったので、そのまま組み込みました。
次にインナーバレルとHOPパッキン。
HOPパッキンに関しては、掃除しただけでそのまま流用。
PDIのダブルホールドパッキンならぬ、トリプルホールドパッキンでした。
ただ、HOP用の突起の形はV字では無く、通常のカマボコ型でした。
インナーバレルの方が、結構汚かったです。
写真的には奇麗にみえますが、グリスでドロドロだったので、掃除してあります。
また、挿入口の面取りされた所が物凄く汚かったです。
次いで、HOP窓の確認。
結構狭かったので、広げました。
結果、この様に成りました。
挿入口の面取り部分の研磨及び、HOP窓の拡張。
インナーバレルの全体研磨及び、内部掃除を行いました。
全て組み立てて作動確認。
ただ、マルイの様に静かな作動音では無いですが、箱出しと比べるとずいぶん静かに成りました。
三河屋。@f_repair2そして、配線張り替え、スパーギア変えて、ここまで静かになった。
2022/03/13 23:31:11
でも、マルイと比べたら、まだまだ煩いです。 https://t.co/BVNXcLnUP9
初速を計ります。
配線を引き直し、適正なシム調整を行った為に箱出しで秒間約10発だった物が、秒間約12発と成りました。
調整後、試射をしましたが、箱出しの際は60m付近で大体3mくらいに散っておりましたが、インナーバレルの汚れを取り除いたせいか、60m付近で1mくらいに散る様な感じでした。
HOPクッションを自作の物に交換したため、飛距離も少し伸びました。
交換部品
・ベベルギア
・配線
・HOPクッション
以上です。