2022年05月23日
CYMA製MP5kPDWの調整及びセミロングカスタム
2021年5月に予約した電動ガンがやっとこの度手元に届きました。
待つこと1年。
早速全体写真から。

フォアグリップを握ってみたところ、小指が余る。

ちょっと短いかな?
が、フレーム以外金属製のため、ずっしりとくる重みはたまりません。
初速を測ってみました。
セミで11発目。

フルオートで回転速度を測ります。

この際、使用したバッテリーは7.4v1500maCレートは85~150という物。

Cレートの数字が大きいほど、瞬発力が激しいのでギアやピストンの破損が出やすくなります。
11.1vリポを使うのと同じような対策が必要と考えてください。
何故、このバッテリーを使おうと思ったかですが、ただ単にこの個体11.1v仕様と明記されていたからです。
それでは分解していきます。
ストックから外していきます。
ピンを2本抜くだけで外れます。

やはり中華製ですので、ピンが指で押しただけでは抜けない物もあります。
ピンポンチを使って抜きます。

フレームを固定しているピンを抜きます。

計3本のピンを抜いただけでアッパーとフレームを分離できます。
マルイより断然分解は楽です。

アッパーからチャンバーブロックも取り出しておきます。

よく見ると、HOPが最大に掛かってました。
後に解るんですが調整した後、初速が大幅に下がります。
流速になっている為と、適正HOPでの初速なので、最大にHOPを掛けた際の数値を測っていないからです。
話は戻り、メカボックスを取り出していきます。
グリップの底蓋のネジを外します。

底蓋を外して、モーターを取り出す際にコネクタを外しますが、CYMA製電子トリガー入りの個体全てに言えることですが、何故かマイナス線が電子基板に接続されています。

その為、マイナス線の方がプラス線より長く作られています。
ですので、他の電動ガンと同じ配線接続をしてしまうと、基板が壊れる恐れがあるので、気を付けてください。
話は戻り、モーターを取り出したら、底にあるネジを2本抜きます。

セレクターを取り外します。
左側にあるセレクターにイモネジが入っているので、緩めます。

セレクターが抜けて、メカボックスが取り出せるようになります。

ご存じの通り、MP5kのメカボックスはVer3です。

メカボックスを閉じているネジを外して、開きます。

依然と比べたら断然に組み込み技術も向上してます。
グリスも宇宙人グリスから、除去しやすいグリスへと変えられていました。
そして、基板です。
・上面

・裏面。セレクタースイッチが1個だけついてます。

・トリガースイッチ。

この様な感じになってます。
S&T製の基板と比べるとわかりやすいかと思います。
・S&T製Ver3基板

・CYMA製Ver3基板

長さも違いますが、セクターギアの感知ではなく、タペットプレートの動きを感知しているのかもしれません。
それぞれ、独自で基板の性能が違うので、弄る側としては基板の性質や検知方法が解らないと、少しの施工で基板の機能が損なわれる恐れがあります。
・・・はい。弄ってたら基板を壊しました。
組み込んだら、セミフル両方ともフルオートで引き金を引いたら安全装置が働くまで連射し続けました。
とりあえず、その話はあとにして、メカボックスを見ていきます。
ギア類を掃除して、メカボックスも掃除。
シリンダーが気に入らなかったので、フルシリンダーに穴を開けて加速シリンダーに。

右側が最初から入っていたシリンダー
アルマイト加工された赤いシリンダーが穴を開けた物。
何故フルシリンダーのままにしなかったかというと、ピストンヘッドとシリンダーヘッドの形状から。

盛り上がったピストンヘッド。

ピストンヘッドがすっぽり入るシリンダーヘッド。
詳しい説明は省いて、私が今まで施工してきた中でこの形状の物は加速シリンダーの方がOリングの摩耗が少なくなる為。です。
そんなこと?って思われるかもしれませんが、初速が急に極端に下がることを防ぐためと思ってください。
そんなこと気にしないという方は、無視してもらって構いません。
私の持論なだけなので。
それらを踏まえて、ギア類もたまたま13:1ギアセットがあったので、これに交換。
元のギア比は12:1でした。

このまま組んだら、先ほどのフルオートですよ。
保護機能が働いて止まるの繰り返しでしたので、当初はセクターギアの磁石に反応していると考え、ギアを元の物に取り換え、再度試運転。
それでも保護機能が働くので、いっその事物理スイッチに交換してしまえとなりました。
用意したのはこちら。

・Ver3用スイッチ。
・Ver3用カットオフレバー。
・それぞれに使用するスプリングとネジ。
残しておいて良かった。
これらをメカボックスに組み込み、スイッチには配線を新たに張り直し、メカボックス組み立て。

試射したら、普通に動いたので、事なきを得ました。
さて、お次はチャンバーブロックの施工。

インナーバレルを取り出しました。

インナーバレルのHOP窓が汚かったので、やすり掛け。
・掛ける前。

・掛けた後。

全体を磨いて、組み込み。

全てを組み込んだ後、測定。

こんなもんかと思い、適正HOPにて再度測定。
バッテリー2種類で測定。
両方とも7.4vリポですが、Cレート違いを使いました。
・7.4v1300ma 25c~50cを使用

・大体秒間17発

次に弄る前に使ったバッテリー。
・7.4v1500ma85c~150cを使用

・大体秒間19発

この様な数値になりました。
初速は大幅に下がりましたが、飛距離は上がってます。
0.2gBB弾使用で大体55m~60mの間に落ちてました。
発射音が煩いので、サイレンサー必須ではあります。
交換部品
・ラッチ8枚爪ベベルギア
・Ver3用スイッチ
・Ver3用カットオフレバー
・銀メッキ配線
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。
待つこと1年。
早速全体写真から。

フォアグリップを握ってみたところ、小指が余る。

ちょっと短いかな?
が、フレーム以外金属製のため、ずっしりとくる重みはたまりません。
初速を測ってみました。
セミで11発目。

フルオートで回転速度を測ります。

この際、使用したバッテリーは7.4v1500maCレートは85~150という物。

Cレートの数字が大きいほど、瞬発力が激しいのでギアやピストンの破損が出やすくなります。
11.1vリポを使うのと同じような対策が必要と考えてください。
何故、このバッテリーを使おうと思ったかですが、ただ単にこの個体11.1v仕様と明記されていたからです。
それでは分解していきます。
ストックから外していきます。
ピンを2本抜くだけで外れます。

やはり中華製ですので、ピンが指で押しただけでは抜けない物もあります。
ピンポンチを使って抜きます。

フレームを固定しているピンを抜きます。

計3本のピンを抜いただけでアッパーとフレームを分離できます。
マルイより断然分解は楽です。

アッパーからチャンバーブロックも取り出しておきます。

よく見ると、HOPが最大に掛かってました。
後に解るんですが調整した後、初速が大幅に下がります。
流速になっている為と、適正HOPでの初速なので、最大にHOPを掛けた際の数値を測っていないからです。
話は戻り、メカボックスを取り出していきます。
グリップの底蓋のネジを外します。

底蓋を外して、モーターを取り出す際にコネクタを外しますが、CYMA製電子トリガー入りの個体全てに言えることですが、何故かマイナス線が電子基板に接続されています。

その為、マイナス線の方がプラス線より長く作られています。
ですので、他の電動ガンと同じ配線接続をしてしまうと、基板が壊れる恐れがあるので、気を付けてください。
話は戻り、モーターを取り出したら、底にあるネジを2本抜きます。

セレクターを取り外します。
左側にあるセレクターにイモネジが入っているので、緩めます。

セレクターが抜けて、メカボックスが取り出せるようになります。

ご存じの通り、MP5kのメカボックスはVer3です。

メカボックスを閉じているネジを外して、開きます。

依然と比べたら断然に組み込み技術も向上してます。
グリスも宇宙人グリスから、除去しやすいグリスへと変えられていました。
そして、基板です。
・上面

・裏面。セレクタースイッチが1個だけついてます。

・トリガースイッチ。

この様な感じになってます。
S&T製の基板と比べるとわかりやすいかと思います。
・S&T製Ver3基板

・CYMA製Ver3基板

長さも違いますが、セクターギアの感知ではなく、タペットプレートの動きを感知しているのかもしれません。
それぞれ、独自で基板の性能が違うので、弄る側としては基板の性質や検知方法が解らないと、少しの施工で基板の機能が損なわれる恐れがあります。
・・・はい。弄ってたら基板を壊しました。
組み込んだら、セミフル両方ともフルオートで引き金を引いたら安全装置が働くまで連射し続けました。
とりあえず、その話はあとにして、メカボックスを見ていきます。
ギア類を掃除して、メカボックスも掃除。
シリンダーが気に入らなかったので、フルシリンダーに穴を開けて加速シリンダーに。

右側が最初から入っていたシリンダー
アルマイト加工された赤いシリンダーが穴を開けた物。
何故フルシリンダーのままにしなかったかというと、ピストンヘッドとシリンダーヘッドの形状から。

盛り上がったピストンヘッド。

ピストンヘッドがすっぽり入るシリンダーヘッド。
詳しい説明は省いて、私が今まで施工してきた中でこの形状の物は加速シリンダーの方がOリングの摩耗が少なくなる為。です。
そんなこと?って思われるかもしれませんが、初速が急に極端に下がることを防ぐためと思ってください。
そんなこと気にしないという方は、無視してもらって構いません。
私の持論なだけなので。
それらを踏まえて、ギア類もたまたま13:1ギアセットがあったので、これに交換。
元のギア比は12:1でした。

このまま組んだら、先ほどのフルオートですよ。
保護機能が働いて止まるの繰り返しでしたので、当初はセクターギアの磁石に反応していると考え、ギアを元の物に取り換え、再度試運転。
それでも保護機能が働くので、いっその事物理スイッチに交換してしまえとなりました。
用意したのはこちら。

・Ver3用スイッチ。
・Ver3用カットオフレバー。
・それぞれに使用するスプリングとネジ。
残しておいて良かった。
これらをメカボックスに組み込み、スイッチには配線を新たに張り直し、メカボックス組み立て。

試射したら、普通に動いたので、事なきを得ました。
さて、お次はチャンバーブロックの施工。

インナーバレルを取り出しました。

インナーバレルのHOP窓が汚かったので、やすり掛け。
・掛ける前。

・掛けた後。

全体を磨いて、組み込み。

全てを組み込んだ後、測定。

こんなもんかと思い、適正HOPにて再度測定。
バッテリー2種類で測定。
両方とも7.4vリポですが、Cレート違いを使いました。
・7.4v1300ma 25c~50cを使用

・大体秒間17発

次に弄る前に使ったバッテリー。
・7.4v1500ma85c~150cを使用

・大体秒間19発

この様な数値になりました。
初速は大幅に下がりましたが、飛距離は上がってます。
0.2gBB弾使用で大体55m~60mの間に落ちてました。
発射音が煩いので、サイレンサー必須ではあります。
交換部品
・ラッチ8枚爪ベベルギア
・Ver3用スイッチ
・Ver3用カットオフレバー
・銀メッキ配線
・東京マルイ製チャンバーパッキン
・自作HOPクッション
以上です。