CYMA製MK47ミュータントのレビュー及び改修東京マルイ製コンパクト電動ガンMP7の修理

2020年10月31日

東京マルイ製電動ハンドガンG18Cの整備及びインナーバレル交換

私の施工した電動ガンを試射してもらい、また話をして気に入ってもらえた方からの御依頼。
中古で買われたグロックの整備をすることに。
ついでにインナーバレルも交換することに。
先ずは全体写真から。

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初速はこちら

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分解前の作動動画


では分解していきます。

先ずはグリップ底にあるグロックのシールをはがします。

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奇麗に剥がすために、デザインナイフで端をはがします。

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シールが剥がれたら、赤丸のネジを外します。
次に、グリップ側面にあるピンを抜きます。

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そうすれば、グリップの底蓋が外せます。

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次に、グリップパネルをはがします。

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精密マイナスドライバーを隙間に入れて剥がします。

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両側のグリップパネルを剥がしたら、メカボックスを固定しているピンを2本抜きます。

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メカボックスの取り出しを行います。
シーリングノズル等を保護しているカバーを外します。
赤丸のネジを外します。

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計3本のネジを外してカバーを外します。

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次に、フレームロックを取り外します。

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ネジが外せたら、ノズルガイドとノズルスプリングが飛び出す場合があるので、気を付けて取り外してください。

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アウターバレルという名のインナーバレルカバーを取り外します。

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何気に忘れていたフレームピンの一本を抜きます。

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トリガーピンを抜きます。

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ピンを抜いた後、バッテリーコネクターをトリガー基部に固定するネジを外します。

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この様になります。

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メカボックスを取り出します。

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はんだこてにて、配線をモーターから外します。

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配線とスイッチをメカボックスから取り外します。

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T4ネジでネジを外します。

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3本のネジが外せたら、開きます。

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全て取り外します。

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全て洗浄します。

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部品を取り出し、残った汚れをよく確認します。

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金属片などがあった場合、どこが欠けているか把握できるからです。

軸受けを取り外し、メカボ側の確認をします。

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そして、可動部を磨きます。

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ギアにグリスを筆塗して、各部をメカボックスに入れます。

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間違って配置していないか確認した後、メカボックスを閉めます。

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スイッチや配線回りを分解していきます。

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赤丸のネジを外しても接点端子は抜けません。

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青矢印の示すヵ所にネジがあるので、それを外します。

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端子類を全て洗浄したら、タミヤの接点グリスを筆塗りします。
ついでに、配線も張り替えます。

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配線を張り替えたら、モーターにSBDを取り付けます。

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約4mmの端子に配線をはんだ付けして、モーターへ取り付けます。

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チャンバー周りを改良します。
用意したのはPDI製の電ハンG18C用のインナーバレル。

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チャンバーを分解します。
赤丸のネジを外せば開きます。

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この様になります。

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インナーバレルを加工して、組み立て。

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分解と逆の手順で組み立てて行けば完成します。

初速はこの通り。

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修正後の作動動画



撃った時の感想を書くのを忘れてました。
チャンバーパッキン内部にシリコングリスを吹いて、掃除したんですが、グリスを除去するのを忘れて、600発ほど試射しても飛距離が思うように成らなかったのですが・・・午後に試射しにみえたので試射してもらったら普通に飛ぶ。
しかも、改修前より約10m以上飛距離が伸びてました。
インナーバレル変えただけなんですがね。
初速が上がったので、飛距離も伸びたんだと思います。
また、集弾率も向上したので、依頼主様凄く喜んでくれました。
こんな感じです。

交換部品
・イーグルフォース製銀メッキ配線18ゲージ
・SBD端子
・PDI製電ハンG18C用インナーバレル
以上です。

この記事へのコメント

1. Posted by グロック田口   2020年11月24日 11:47
5 この度は、当方のグロックを改修して頂き、誠に有難う御座いました。

初対面の三川屋さんの話をじっくり聞いて、当方から色々と質問したりと話をした事で、「この人だったら委ねられる」と思い改修をお願いしました。
結果的には、当方の予想を上回る完成度でした。
「これこそ求めていたハンドガンだ」と感じました。
実際にイベントで使用してみると、使い回しが凄く良くなり、射撃も30mのハンドヒットが可能でした。
以前より当方の間合いが広くなった事が実感出来ました。
2. Posted by 三河屋   2020年11月24日 13:27
>>1
本来持っている性能を引き出すのも、チューナーとしての腕の見せ所ですので。

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